感謝の日に
今日はアメリカの感謝祭です。感謝祭については、コロンバスの略奪の歴史との関連で複雑な思いもありますが、現代の多くの人にとっては、生きていること、持っているものに感謝する日になっていて、私もそういうものとして過ごしています。
このニュースレターを始めてちょうど2年ほどが経ちました。noteからの避難先として立ち上げたものが、『Weの市民革命』の刊行を経て、オンラインでの市民運動組織ツールになるにつれて、Sakumagに改名し、以来、様々な活動を行ってきました。読者のみなさんとの交流のツールになることはおろか、一緒に商品を開発したり、本を作ったりする未来は想像していませんでしたが、日々、たくさんのことを学ばせていただいています。
コロナ禍前までは、たくさんのモヤモヤを抱えながら、商業的な仕事に依存していましたが、自分が仕事をする相手を選んだり、より自分の信じる方向にシフトできるようになったのは、普段から私の文章を読んでくださるみなさん、そしてこのニュースレターを購読してくれるみなさんのおかげです。感謝の気持ちを改めて伝えたく思います。
Sakumggが今後どのように発展していくかはわかりませんが、来年に向けた個人的な野望としては、このニュースレターから、勉強会の内容や『We Act!』に掲載したようなみなさんのパーソナルなストーリーを紹介するメディアに成長させたいと思っています。イベントの会場やメール、DM、よりあいなどで、生活や人生、仕事や家族にまつわる様々なストーリーを聞かせてくださる方、寄稿のアイディアがあれば、お知らせください。
個人的には、来年も引き続き、Sakumagの活動をがんばりながら、自分の原稿の執筆に注力していきたいと思います。また、環境のアドボカシーや、ユーザーに寄り添う気持ちのあるブランドさんとの仕事も、引き続きがんばっていきたいと思います。こちらもご用命・ご相談などがあれば、お知らせください。
年末、ひとつ新しいプロジェクトが立ち上がりましたのでお知らせさせてください。コロナ前、Best Madeというブランドの日本からの商品調達を手伝っていたのですが、その中で、久留米の半纏工場と仕事をする機会がありました。エシカルなものづくりとはこういうものか、と希望を持ちましたが、BMが人手に渡り、注文がなくなってしまいました。これを機会に、自分たちが作りたい少し高級な商品をアメリカに向けて売り出せないかと相談を受け、ニューヨークでチームを組みました。現在、アメリカで受注を始めたところです。アメリカにお住まいの方も、そうでない方も、ぜひご覧になってください。Kuwano Home
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