アメリカ史上に残るであろう大事件、議会襲撃から1週間が経った。この間に、トランプが画策したクーデターが、共和党議員の一部、米軍や各地の警察からも多数が参加する大規模なものであったこと、マイク・ペンスだけでなくナンシー・ペロシ、「スクワッド」と呼ばれる民主党の新米女性議員4人組など、複数の要人を捕獲する意図があったこと、またその過程でプレスが暴力の標的になったことなど、当初思われていた以上に陰惨なディテールが、ソーシャルメディアに残された映像や現場にいた議員やスタッフの証言、警察による発表などを通じて明らかになってきた。
こうした事態に対するコーポレート・アメリカの反応は迅速かつ共和党には厳しいものになった。Facebook、Twitterといったプラットフォームがトランプ本人やQアノンの陰謀論アカウント…
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