週報 4/21/2023
Sakumag Open Houseの告知資料に、メンバーが「少しづつ暖かくなりホッとする季節」と書いてくれたのに、その1週間後、東京は夏日が続きました。いよいよ気温上昇もここまで来たかと汗をかきつつ、渋谷のCaelum Galleryで、気候変動をテーマにしたイベントをわいわいとやっています。
気候変動をテーマに、といっても、自分の選挙区の公報とともに「どうしよう」という人と一緒に候補者のバックグランドを調べたり、大麻非犯罪化運動の知り合いがやってきたり、しばらく仕事や活動をお休みしていた人と旧交を温めたり、カジュアルに人が訪ねてこれる場所があるっていいなあと実感。図書館のような、オフィススペースのようなことをやりたいとぼんやり夢を見たりしています。
国会前では入管法のシットインが引き続き行われていました。Open Houseが始まる前の初日、普段着でシットインに加わろうと現場に向かったところ、これまでは夜のイベントや店で一緒になっていた写真家の友人が、ボランティアで写真を撮っていて、ジーンと温かい気持ちになりました。聞くと、コロナ禍以降、技能実習制度を知り、調べるうちに「これって奴隷制じゃん」となって、移住連にたどり着き、活動に参加して写真を撮るようになったのだとか。「こういうことってシェアしたりしてるの?」と聞くと、「Facebookでちょこちょこ書いてたけど、反応がなくてやめちゃった」と。それを聞いて思ったのは、反応がなかったとしても、少しずつ誰かの心の片隅に引っかかったりすることもあるんじゃないかと。政治家や企業への働きかけにしても、選挙にしても、友人たちへの呼びかけも、結果を求めてしまうことは、私も心当たりがありますが、結果以上に大切なのは、その過程で問題を可視化したり、人の心に引っかかりを作ることなのだと思います。入管法改悪については、こんな非人道的な法案を通そうとしている日本は、人口が減っている中、どうやっていくつもりなのだろう?ということ。Open Houseを企画してしまったので、今週は現場に行くのが難しく、このまま採決されたらどうしようと焦っていたのですが、採決は来週になりそうで、週明け、私はまたシットインにジョインするつもりではありますが、もし余力のある人は、FAXを送るなどして反対を表明していただければと思います。FAXかよ、と思った方、コンピュータ上から送ることのできるアプリがあります。宛先:法務委員会の伊藤忠彦委員長(自民党)03-3508-3803 強行採決反対+ご意見を添えてお願いします。
追伸:上の文章を書いたあと、議員さんにメッセージをしたところ、維新がついてしまっているので廃案は難しいとのお答えをいただきました。共産党はブレなさそうですが、野党の議員さんにメッセージを送ることも効果があるかもしれません。
もうひとつ、今季、とてもヤバい法案が審議されています。原子力基本法、原子炉等規制法、電気事業法、再処理法、再エネ特措法の改正案5つを束 ね、「GX 脱炭素電源法案」と呼ばれているものです。GXのGはグリーンのGですが、まったくグリーンではない法案です。詳しくは、『We Are Learning』にも登場してくださった吉田明子さんが所属するFoE Japanさんが解説してくださっています。
👉 GX推進法案を通してはならない5つの理由(FoE Japan)
<告知>
👉 5月24日 先日、ニュースレターでも取り上げた『Be Not Afraid of Love』の著者、Mimi Zhuさんのイベントに登壇することになりました。参加申し込みはこちらから。
今回の統一地方選挙の応援に何度かでかけてわかったこと!
👉 気候変動は国政ではないと取り組めないと思っている人も多そうですが、個人では予算的なハードルのある断熱の公助や、企業や地域レベルでの再エネへのシフトなど、地域レベルでできることは想像以上にありそうです。気候変動を公約・争点にあげている候補にもぜひ注目してほしいと思います。
👉 4/29・30に下北沢ののはら公園でSakumagフリマを行います!私も私物を持って終日参加します。近日中に告知します。
以下、今週考えたこと。
自分が勾留された時の話
ローカルでできる気候変動対策と断熱
気候変動は人権問題?
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