冬の日の短さと寒さ、そして来る日も来る日も同じ日常がやってきては去っていく繰り返しに、気持ちが若干弱くなっている。気がつけばもう10ヶ月も同じ暮らしを送っているのだ。若干気持ちが滅入っているのか、やるべきことが山積みになっているのを放置して、1日ゴロゴロしながら、ロックダウンの初期に立ち返るべく、過去の文章を読み返してみた。
自分がこのとき考えた人生の「リデザイン」はコロナがもたらした状況の変化によって半ば強制的に起き、今もその延長の生活が続いている。「コロナが収束したらどうしたいですか」という質問を受けるけれど、「コロナが収束したら」の前提条件が不安定すぎて、答えは出ない。ただ、自分の人生にいらなかったもの、特に人間関係や不必要な仕事が明確に見えてきて、いらないものは処分した。どうせクライシスなのだと…
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