私たちが生でリアルタイムに目撃したトランプ支持者の議会襲撃が終わった頃に朝を迎えた極東のトランプ支持者たちが「アンティーファの仕業だ!」と言い出したことには目が点になったものの、そのデマをたどってみると、デマの常習犯であるフロリダのマット・ギーツ下院議員が出どころだった。DCに行かなかったトランパーやQアノン信奉者がこれを受けて拡散し、それが日本に届いたのだろう。アメリカではその過程で、本物のトランプ支持者がアンティーファ認定されて脅迫を受けるなどの事態になっている。トランプ支持者たちがデジタルフットプリントを堂々と残しているにも関わらずこのような言説が広がることには失望を禁じえないけれど、今回ほど明確な反証があるデマもなかなかない。
アンティファは、Qアノンや極右の恐怖キャンペーンにおけるブギーマンだ…
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