2021年を無事に迎えた皆さま、あけましておめでとうございます。
日本で年が明けてから13時間後、ようやくニューヨークで日付が変わったときの気持ちは、「災禍にあふれたクレージーな1年をなんとか生き延びた」という安堵でした。けれど、朝が来れば、自分は昨日と同じように、この森の中に住んでいて、ただまた新しい1日が始まるだけです。いつものように起床して、コーヒーを淹れ、ニュースをチェックし、インスタライブをやり、ヨガと瞑想をやって・・・と、朝食に雑煮を作った以外は、普段とまったく変わらない1日を送りました。年が変わったからといって旧年から続く問題が解消されるわけではもちろんなく、今むしろ悪化している感さえある災禍を前に、年の区切りや正月にどういう心持ちで向かうべきなのか、抱えていた心もとない気持ちを「日常」が…
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