今日は、久しぶりに『ピンヒールははかない』を配信します。選挙の前に書いていたものですが、書いたらなんだかスッキリしました。なかなか思うようなスピードでは書けないのですが、書きたいことはどんどん出てきます。引き続きお付き合いいただければ!
思い返すと、私はよく「強い」と言われてきた。褒められているのかな?と思うこともあるし、「自分は違うけれど、あなたは強い」という文脈で使われることもある。
私は強いのだろうか?と考えると心もとない気もするが、強くなりたかったことは間違いない。思えば、ずいぶん子供の頃に、「この世の中は舐められると踏みつけられる場所だ」というメッセージを受け取ったし、大人たちの抑圧には反発で返してやろうと思っていた。痴漢や性加害に遭ううちに、逆に殺気を放って威嚇してやろうと考えたし、アメリカに渡ってからはレイシズムやキャットコールを「ファックオフ!」とはねつけられる女性に羨望した。
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