半年ほど前に、写真家ジャスティーン・カーランドをインタビューして書いた原稿が、Wired Japanのウェブ版に掲載された。
インタビューの依頼が来て、ジャスティーンがこれまで出した本のページをめくり、過去の文章を読んで彼女にアプローチした。文中に書いたように、イエール大学にいた2年間が一緒だった。その過程で、白人男性たちが圧倒的な支配力を持つ学府の様子を思い出し、ぞっとした。
ジャスティーンとの共通項はそれだけではなかった。彼女の写真集には、若い頃の自分を惹きつけたアメリカの広大な風景が溢れていた。自分も、男の力を借りずに、未開の地に出ていくことに生きがいを持っていたときがあったけれど、乳児を抱えてヴァンで生活しながら写真を撮ったというストーリーを惚れ惚れしながら読んだ。
インタビューの依頼が来たのは、彼…
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