終わり、そして始まり

さよならトランプ政権、こんにちはバイデン政権

今朝起きたときすぐに、自分の気持ちが違うことに気がついた。もう何ヶ月も抱えて生きてきた緊張感がもう必要なくなったのだということを、体が理解したのだろう。

パンデミックのおかげで、選挙前の8ヶ月間を1日も離れずにアメリカで過ごす間、常に選挙のことが頭にあった。有権者登録運動の資金調達にコミットし、ボランティアをしたりもした。アメリカ政治の仕組み上、ギリギリの展開になることはわかっていたし、2016年の悪夢が頭にちらつき、最大限の努力をせずにトランプが再戦したら、自分を許せないだろうと思ったのだ。

当日投票の結果が出たところで勝利を宣言するというトランプの「完璧な計画」は、皮肉にもフォックスがアリゾナに当確を出したことで未遂に終わり、バイデンが選挙に勝った日、日本から吹き出してくる虚報の嵐に目を白黒させながら…