Sakumag週報 03/21-03/27/2022
久しぶりに1週間ニューヨーク・シティを満喫し、山に戻ってきました。物価が高くなっている、とはニュースで読んで知っていましたが、特に高くなっているのが食べ物や飲み物の価格。カクテルの値段が17〜20ドルくらいになっていて、お金に羽が生えたように飛んでいきます。週の前半から「これから来る不景気」のネタをいくつも読みました。短期的な借り入れへの需要が高まったことで、短期債の利回りが長期債の利回りを上回る「インバージョン」現象が起き、「いよいよか」という空気が高まっているようです。ただでさえ、インフレが経済を圧迫しているところに、戦争が起きたわけですから当然といえば当然ですが、戦争の長期化とともに市井の人々の生活が経済的にも圧迫されるとなると心が重くなります。ニューヨークでは、いまだにオフィス街の商業家賃が回復を見ないまま、パンデミック初期にグッドディールを見つけて引っ越した人たちが、ディールの失効とともに家賃の急騰に直面し、これが大移動を引き起こしてさらに家賃が上がるという現象が起きていて、いろいろなことのバランスが一気に崩れるのではないかと不安になります。
シティにいると出費もかさみがちなので、そろそろ山に帰るか、と戻ったところで、生理がやってきました。なんと前の生理が終わってまだ10日ほど。そもそも私の生理の周期は長年24日間で、常に平均より短かったのにそれ以上に頻繁になるなんて!出血が始まったときには叫びだしそうになりました。ついちょっと前に日本にいたときに、年上の女友達数人がそれぞれの更年期がどんなふうだったかを教えてくれ、心の準備はできているつもりでいましたが、さすがに何か罰されているような気持ちになります。
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