Sakumag 週報 08/08-08/14/2022
コロナに罹患しました。周りでも罹患する人がどんどん増え、こりゃあ時間の問題だなと思いつつ、それでも極力気をつけていたつもりが、ある朝、発熱。ちょうど最後のブースターから7ヶ月というタイミングで、疲れもたまっていたのでしょう、来たな、という感じ。コロナが怖いのは蓋を開けてみないと自分の体がどう反応するかわからず、無症状から重症までのスペクトラムがあるところですが、私はその真ん中くらいでしょうか。最初の数日はとにかくしんどく、立ち上がるとすぐに横になりたくなるのでひたすら寝ていました。当初、何も食べられなかったこと、ずっと横になってるから腰が痛くなったのもなかなかに辛かった。ウイルスをもらってから会った人たちには誰にも渡さずに済んだこと、また今までのところは時間の経過とともによくなっていることに胸をなでおろしています。それにしても、一度良くなったのに悪くなったり、後遺症が長期化したり、つくづくロシアン・ルーレットのようなウイルスだなと。
ここしばらく濃厚接触からの検査陰性をリピートしてちょっとうんざりしていた時、「ええい、いっそここでなってしまえば」と一瞬でも考えたことを思い出し、バチがあたったのでは?などと非科学的なことを考えてしまったりもしました。また「一度なったら抗体ができるからしばらく大丈夫なのではないか」などと甘いことを考えかけたのですが、たまたま話したアメリカ人の女友達(保守州在住)にそれを言うと、「何いってんの、私なんて今年3回なったんだから」との返事。マスク率の低い保守州でアクティブな年頃の子供と同居している、ということはそういうことなのだ、もう諦めてる、と説明されたのですが、ツワモノすぎる。そういえばニューヨーク在住の音楽ライターの中村明美さんが教えてくれたところによると、ジミー・キメルとスティーブン・コルベールが2人そろって立て続けに2度罹患したなんてこともあったとか。
自分は幸いここまでのところ医療のお世話にならずに済んでいるけれど、改めて今の状況に医療現場のみなさんの苦労が忍ばれます。思えば昨年、五輪の反対運動の際に医療従事者の労働環境が問題になっていたけれど、気がつけば、今、あの時以上にシビアな状況にあります。同時に、社会全体が「なんとしてでも経済・社会活動は続けていく」方向にシフトしてしまった今、行動制限などはもはや実現性は低いように見えます。公共交通機関が間引き運転をしたり、営業の規模や時間を迫られる業者が出たり・・・なるようになるしかないのでしょうか、何が正解なのかまったくわかりません。ただひとつ言えるのは、この気が抜けない状況はまだまだ続きそうだということ。引き続き、労りあいながら、精神と肉体のメインテナンスを気をつけていきましょう。
さて告知です。
Sakumag Study vol. 28
8月21日(日)20時から
「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」(タバブックス)のヤマザキOKコンピュータさんと「自分たちの未来を選び取るためのお金の話」をします。8月21日。参加申し込みはこちらから(有料購読の方は巻末に記載するZOOMリンクをご覧ください)。
父のふるさと豊橋、第2の故郷名古屋、祖父のふるさと岐阜で3都市のプチツアーをします。
豊橋
8月26日(金)19時から
こんばんは豊橋-Weのモダンローカリズム-
@cardamon 愛知県豊橋市駅前大通1丁目59
名古屋
8月27日 (土)19時から
We Act! おはなし会
@Touten Bookstore 名古屋
岐阜
8月28日(日)13時~
『Weの市民革命』xローカル 岐阜編
前回の衆議院選挙に立憲民主党から出馬した今井るるさんと対談します。主宰は、岐阜のショップEurekaさん。
ご要望にお応えして、配信もすることになりました。配信への参加はこちらから。
ここからはコラム形式にてお届けします。
トランスジェンダー差別にまつわる考察
トランプとFBIのサーガ
バイデン政権による待望の勝ち点(おまけ)
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