Sakumag 週報 3/14-3/21/2022
戦争も4週間目に突入し、辛い映像や画像を見ることにも慣れつつある自分を恐ろしく思いながら、日常を過ごしています。2年前の今頃は、世界的なパンデミックが起き、世の中の大半の人たちが生き方を調整しなければならない危機的状況にあったわけですが、それもすっかり日常の一部と化してしまったところで戦争が始まり、こちらも長期化して日常の一部になりつつあると思うと、悪い夢を見ているかのようです。ウクライナの人々も、また侵攻に派遣されたロシアの兵隊たちも、コロナの脅威と共存しながらこの恐ろしい状況を生きているわけですが、コロナが起きても、それ以前から存在していた問題がなくなったわけではないのです。さらに人々の日常には、コロナ前から存在してきた問題やハートブレイクにあふれていて、みんなが懸命に生きているーーそんな状況に勇気を持ったり、急に恐ろしい気持ちになったり、ローラーコースターのような一週間でした。
週の頭に、友人の訃報が届きました。高校時代、放課後よく寄っていた渋谷のゲーセンで知り合った友人です。その頃の自分の世界の中ではダントツにかわいく、ダントツに強気で、ちょびっとワルかった。まだ社交というものを苦手に感じていた自分からは眩しくもあったし、ちょっと怖くもあったのですたが、彼女のほうはまったく壁がなく、その後、同じ予備校に通うようになって仲良くなり、大学時代も付き合いは続きました。
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