Sakumag Letter 04.04.2024
昨日、戻ってきた東京で、年下の仲間と話している時に、「みんな今ちょっと疲れちゃってると思うんです」という言葉を聞いてハッとなりました。
パレスチナのことも、気候変動のことも、結婚の平等のことも、みんな毎日がんばって活動していても、のれんに腕押し感、半端ないですよね。こんなに何も変わらないように見えると、自分たちがやってることも無意味に思えてしまうし、ジェノサイドに晒されている人たちの置かれている状況を見ると、頑張ってる自分を褒めことすら気が引けてしまう気持ちになってしまうかもしれません。
私は、彼女の言葉を聞いて、自分に何ができるかを考えました。今自分はSNSで毎日頑張って言葉を発することにちょいと腰が引け気味だけど、みんなの後方支援をしたり、頑張ってる人、疲れてきたりする人たちに声をかけたりすることなのかもと思いました。帰り道思い出したのは、20年前、パレスチナが置かれた状況をおかしいと声をあげていた人たちは、本当に少なかったということ。15年前、私がニューヨークで初めて結婚の平等を求めるマーチに行った時、その規模はとても小さかったということ。欧米でだって、最初から誰もが結婚できたわけではないし、イスラム教徒は異教徒だから関係ないと思っていた人たちが多かったんです。
今伝えたいのは、絶対に変わる、変えることができるのだということ。「日本は支配層のおじさんたちがいなくならないと変わらない」ということを耳にすることがありますが、それは逆を返せば絶対に変わるということです。
ただ、そういうことが起きるためには、ナラティブがとても重要だとも思います。どういうナラティブなら変えることができるのか、という疑問の正解を、私が持っているわけではありませんが、平等に抵抗したり、差別や暴力を正当化するのがおかしいのだということを、伝え続けなければいけないのだとつくづく感じています。
というわけで、これからのイベントのお知らせ:
4月5日 Snow Shoveling(駒沢) 「小さな革命のすすめ」お話会 19:00~
4月6日 niente (豪徳寺) あおぞら書店1日店長をします。18:30〜は、店主のダビちゃん(見城ダビデさん)と「これからの小売って?」をテーマにお話します。
この間友の顔を見にちょっくら沖縄へ!
4月11日 Minou books(久留米)Sakumagの仲間でもあるみさこさん、店主の石井さんとお話します。
4月12日と13日は鹿児島に行きます。
4月15日 西荻窪のピプレットでSakumagちくちくイベント企画中。
4月16日 NPO法人DXP@SHIBAURA HOUSE(芝浦)WEの市民革命 「じぶんごと」で社会を変える with 今井紀明さん。申し込みはこちらから。
4月17日 19時〜23時半。Sakumag Night @ Livehaus(下北沢) 能登半島地震チャリティ上映会『ひとにぎりの塩』+音楽イベント。ワクワクなゲストのパフォーマンス仕込み中。
4月20日21日 Sakumag Open House, Spring 2024 あえてお金の話 #___は私のせいじゃない @ Bonus Track春市 フリーマーケット(SakumagGoods+みんなの私物など)*前回の告知で日にちが間違っていました。ご注意ください。
20日18時半から、ライティングワークショップ(近日中に申し込み開始します)
21日19時から 資本主義と居場所について考えるトークやります(こちらも近日中に申し込みを開始。タイトル、まだモミモミしてます)。
4月26日 MoMo Books(大阪)。ヤマザキOKコンピュータと「いま個人店に通う意味」について。
4月27日28日 ホホホ座(京都)Sakumag市場
このあと、もしかしたら関西方向の別の都市でトークイベントを企画できるかもしれません。
5月4日 City Light Book(代々木上原)で川中だいじさんと、子供向けトークイベント企画中。
というわけで、ここからは日記。
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