楽しかったSakumag Open Houseも無事に終了!毎度のことながら「誰も来なかったらどうしよう」と不安になる前夜から、会場にたくさんの人が来てくれて、ほーっと胸を撫で下ろしております。今回は、ヴィーガン・コスメのKia Charlotta 、特定非営利活動法人APLAさん(パレスチナのオリーブオイルを使った石鹸やインドネシア・パプア州のクラフトチョコレートなど)、Sakumagの大切な仲間であるARCH & LINE に加え、Sakumagの仲間のさっちゃんが手がける、パレスチナ人のイスマリさん家族のガザ脱出を支援するプロジェクトのためにグッズを販売し、たくさんの寄付を集めることができました。このプロジェクト自体は、オンラインでも参加することができますし、私は、明日以降も出かける現場にグッズを持っていきますので、興味のある方はぜひ声をかけてください。
お金の話をテーマに、①塚本キニマンス・ニキさんとのトーク、②エトセトラブックスの松尾亜希子さん、パレットークの合田文さんを向かえたトークのアーカイブを、5月1日まで販売しています。両方とも、なかなかに生々しくリアルな話ができたと思います。会場へのお礼と活動資金の足しにしますので、興味のある方はGW用のコンテンツの仲間にぜひ加えてください。
☝️ 佐久間裕美子の今後のイベントのお知らせ
4月25日 My muse 鈴木じゃいこさんのNuk’art個展 @ hi bridge books(代々木公園)にゲスト出演します。レセプションは17-20時。トークは18時半から(参加無料)。
4月26日 MoMo Books(大阪)。ヤマザキOKコンピュータと「いま個人店に通う意味」について。
4月27日28日 ホホホ座(京都)Sakumag市場 Sakumagグッズや本を持って京都に参ります!2日間ずっといるので京都の方、ぜひ遊びにきてください。
4月29日 ルヌガンガ(高松)申し込みはこちらから
4月30日 TUG BOOKS(小豆島)申し込みはこちらから
5月1日 京都に戻って鈴木じゃいこさんのNuk’art個展 in Kyoto(詳細は追って)
5月4日 City Light Book(代々木上原)日本中学生新聞の川中だいじさんとトーク「大人と子供で考える、小さな革命」をやります。高校生以下は参加無料!詳しくはCity Light Bookさんのポストをご覧ください。
というわけでここからは日記を。鹿児島の竹紙工場を訪ねて、サステナビリティを実現することの複雑さを実感したことなどを書いています。
4月12日
早朝に久留米のビジホを出発して、新幹線で鹿児島へ。We Act!の最初の一冊に使った竹紙を作る中越パルプの西村さんに、工場訪問をお願いしていた。どこのイベントだったか、私たちSakumagが竹紙を使っているのを見て会いにきてくれた西村さんは、大企業のわりと「エラい人」にしてはかなり変わっている(いい意味で)。最後に会った時は、母君が編んだという蛇のマフラーをしていた。訪問を受けるためには工場だって人をアサインしなければならないだろうことを考慮して、私ひとりでは申し訳ないなと、坂口修一郎さんを誘っておいた。しゅうさんも、また本を作りたいと言っていたし、きっと2人は気が合うような気がしていたから。
最初に連れて行ってもらったのは、竹林。89歳の元気なおじいさんが、竹林で作業をしている。自分が持つ土地で、引退後に竹林の整備を始め、1年ごとに表の年はたけのこを、裏の年は紙用の竹を栽培している。そして、竹の葉の一部は、ちまきを巻くために、商社が買ってくれる。引退後の趣味としてはいいけれど、生活の糧にはなりづらい。息子は竹林整備に興味がないとのことで、「あと10年くらいかなあ」と話している。あのたけのこは美味しい、あれはあんまり美味しくない、あれは紙になると話してくれるのだが、素人目にはまったく違いがわからない。誰かがそれを学ぶためには何年くらいかかりますかね?と聞くと、うーん、3年くらいかなあとの返事であった。
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