Sakumag Letter 06.11.2024
*昨日ポチッとしたつもりが配信ができていなかったみたいで、緊急な内容が古くなってしまいました。ごめんなさい。気を取り直して。。。
ジェノサイドとプライド月間を同時に目撃(?)しながら、戦禍を生きる人々の中でも、国籍以外にもマイノリティ性を持つ人たちのことを考えています。ハッピープライドのタグとともに現れる新婚のペアの写真。その写真から伝わるハピネスに、おめでとう!という温かい気持ちを持てると同時に、この決断をできないどころか、居場所によって非異性愛であることから迫害されたり、好きな人と結婚できない人たちのことを思い出します。
そんな中、日本政府が入管法を改悪しようとしていることは多くの方がご存知だと思います。永住者の永住資格を、これまで以上に簡単に、恣意的な判断で剥奪できるようになる危険な法の審議が行われていますが、(移民難民問題に取り組むアクティビストの方談)、世間の関心が低く、早ければ13日にも採決されてしまう可能性が高まっています。私自身、移民先の国から永住する権利を与えて生きてきましたが、移民局の書類のミスによって翻弄されたことがありますし、日本の警察や司法に対しても不信感があります。すでにたくさんの海外にルーツを持つ人たちが社会の一員として暮らしているのに、彼らだけが人生をひっくり返されるような罰を受けなければいけないのか。それに、犯罪を犯した人を強制送還することは、現行法でもできるのです。
と、書きながら鼻がフガフガと膨らんでしまいましたが、今、日本に暮らす外国人の人、永住者の人たちはとても不安な気持ちでいると思います。拡散、反対の表明、議員たちへの働きかけなど、協力できる人はぜひお願いします。詳しくはSave Immigrants Osakaのポストから(Xごめん)。
👉 先週のニュースレターに書いた上智大学の件、署名が立ち上がったそうです。
<告知> Sakumagでは再び有料会員向けのパレスチナ勉強会を開催します。文末に詳細を記しますので、興味がある人はぜひ参加してください。
そして唐突ですが、最近、またSubstackなどから購読してくださった方がいるので、久しぶりにSakumagとは何か、ということを書き記しておこうと思います。
Sakumagは、もともと個人発信のために作った屋号でしたが、『Weの市民革命』発刊時のお話会をきっかけに、参加者のみなさんZOOMでミーティングを始め、それが共同の活動につながったことから、ニュースレターの名前に使うようになりました。私が配信するニュースレターは、今年4年目で、ちょこちょこ形を変えてきましたが、今は無料購読者のみなさんには、参加できる(or してほしい)アクションやイベントの告知、ときどきのメンバー投稿、有料購読者のみなさまにはそれに加え、私的な文章やその時書いている本の書き下ろし原稿を配信したり、そしてSakumag Slackでやりとりされている情報を共有したりしています。また、コレクティブとして、月に1、2回(努力目標)オンラインの勉強会や、オフラインのイベントを開催したり、本を作るなどの活動もしています。安定した収入源があるわけではないので、本を出すと赤字になり、売ることでトントンになるかどうか、といったところですが、お金のために何かを無理やりするのではなく、無理のない形で持続的な存続方法を探る試みでもあります。
私がいない間も、メンバー企画のイベントがあったり、フェアに出店したりもしているので、インスタの@sakumagcoopアカウントもよろしくお願いします。
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今週の私的文章は、”分断”時代の友情と別れについて考えたことを書いています。
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