Sakumag Letter 10.21.2024
手術が終わって2週間が経ち、少しずつ日常を取り戻しながら、無理しない程度のペースでリハビリのように活動を始めています。初期の痛みが薄れるとともに、回復にかかる時間にイラつくフェイズに入ってきました。今度の衆議院選挙は投票できなくなりそうだなと薄々わかっていたはいたのですが、いざ目の前に迫ってくると、海外での投票のハードルの高さ(登録に4ヶ月程度かかる)に落胆します。長年恐れていた事態がついに起きたことを受け入れつつ、残りの1週間、自分のできることを自分のペースでやっていこうと思います。
👉 周りでたびたび最高裁判所の人事をめぐる国民審査が話題になっています。今回の審査の対象になる裁判官の過去の判例などが書かれている記事をNHKが出していたので、投票の参考にしてください。
今回、手術の後、たくさんの人から連絡をもらいました。初めましての人も多かったのですが、「実は手術をしていた」という知人・友人からの連絡も少なからずあり、多くの人がひっそりと治療をしているのだなと驚きました。私は性格的にひとりで抱えられず、なんでも口に出してしまいますが、仕事やキャリアへの影響などを考えると、内密にしておくことを選ぶ人が多いのも頷けます。がんになったことを公表しなかった友人のひとりは「親しくない人たちから中途半端な同情を受けるのが嫌だった」と話していました。理由はいろいろあると思いますが、多くの人が沈黙の中で苦しんでいることは間違いなさそうです。自分のことをスレッズに書いたことで、私のタイムラインには、がんの方たちのポストで溢れるようになりました。若い人たちの多さやきわめて困難な状況に心を痛めるとともに、彼らのポストには愛と力が溢れていて、それぞれの物語に心を震わせています。
それでは、少しずつ振り返りながら書いている日記を。
10月1日
bin bin sakeで今年のpop up第一号。久しぶりにエミちゃんと2人でブースに立つ。エミちゃんは、&プレミアムで連載をしていた5年の後半、取材の手配を手伝ってくれていた人。知り合った頃はイラストの仕事をメインにしていたが、今は、ハーブのによるウェルネスのコンサルテーションのビジネスを立ち上げたところ。術後の心配(痛み止めによる便秘とか)の相談に乗ってくれた。
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