Sakumag Letter 11.29.2023
感謝祭が終わると、今年ももうあと1ヶ月。つい先日、正月をやったような気持ちなのにどういうこと、、、
というわけで急に「自分は今年をちゃんと生きただろうか」と振り返る気持ちになってしまったのですが、私個人はさておき、Sakumagのコレクティブが、今年2冊の「We Are Learning」(1はこちらからお買い上げいただけます。2はもう少しお待ちください)を出版したので、みんなすごい!という清々しい気持ちであります。
そして、Sakumagのニュースレターは11月の中旬に3歳になりました。振り返ってみれば、noteを卒業したいとプラットフォームを模索し、とりあえずやってみようかと始めたSubstackのニュースレターから、よりあいが生まれ、そこからたくさんのプロジェクトが飛び出してきたことが、いまだに信じられないような気持ちです。何より、このニュースレターがなければ、私は今頃どうやって生計を立てていたのだろうか。。。ここのところ、自分がこんな時代にどんな言葉を紡げば良いのか考えあぐねていましたが、『Weの市民革命』で書いたような、消費者としての立場を運動に活かせるような情報という初心に立ち返ってみよう、などと考えています。
10月7日以降のガザをめぐる情勢の政治まわりの動きを見ていて、改めて戦争は商売なんだということに気を取られています。防衛という名のもとに、軍という巨大なマシーンがあって、それは雇用のソースでもあり、武器や関連機器の製造業のお客さんでもあって、私たちには想像もつかないようなお金が動いているのです。今回見かけることの増えたBDS(Boycott, Divestment and Sanctions)は、2017年に生まれた運動で、イスラエルによるガザ占領で金銭的な恩恵を被っている企業をボイコットし、資金引き上げを呼びかけることで、経済的制裁を引き起こそうするものですが、下敷きになったのが、南アフリカのアパルトヘイトを廃止させるために行われた運動だったそうです。アパルトヘイトが経済的に南アフリカの体制を追い込んだことを思い出すと、国際世論が大きな山を動かすことがあるのだと希望が湧いてきます。
BDS Japan Bulletinのページに掲載されている企業、その他のボイコット系の情報に登場する企業を見ると、自分が日常的に使っているのはGoogle、時々使用するAirbnb、過去に買ってしまったけどもう買わないであろうSodastreamとヒューレット・パッカードがあります。Airbnbはなんとかなしでいけるとしても、Googleにはお金は払っていないし、どうしたもんか。
👉お知らせ:気候変動への取り組み運動への参加を誘うNew ENErationさんが、来年に向けて、U30向けのイベント【ハイブリット開催】#来年どうなるかな By New ENErationを開催するそうです。私も応援メッセージを書きました。運動に興味があるけど、どこから?という人がいたらぜひ!
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