Sakumag Letter 11.7.2023
50歳になるつれあいの誕生日に合わせてモンタナに向けた空の旅に出る予定が、急遽、アメリカ大陸を横断することになり、今、旅の2日を終えて、ミズーリ州インディペンデントのモーテルの部屋で、今日のおたよりを書いています。大陸の反対側で大切な友人の大病が発覚してすぐに治療を始めることになり、留守番していた猫2匹カリフォルニアに連れて行く旅に同行することになったのです。ちょうど西に向かう予定で準備をしていたこと、自由業であることに感謝しつつ、パッキングの内容を変えて、あせあせと家を出て、2日経ったところで、ようやく一息つけた感じです。
大病の知らせによるショック、狼狽、悲しみとたくさんの感情と、計画変更と準備にまつわるTo do、そしてうまくやらなければという緊張感などによって、たくさんの仕事の連絡を吹っ飛ばしてしまい、何人もの人に迷惑や心配をかけしてしまった。もし、私が返事をできてない人がいたら(いると思います)、もう少し時間をください。ごめんなさい。急ぎの場合は、遠慮なく催促してください。
飼い主を元気づけたいので、猫2匹のビデオや写真をせっせと撮っているのですが、よく考えたら、猫2匹とのロードトリップとなんて、なかなかできることではない。飼い主の許可を取って、インスタのストーリーにアップしています。よかったら見てください。
悲しい旅を覚悟して出てきましたが、ふたり旅の相手は30年来の友人で、若い頃は、彼女のカウチに居候などさせてもらっていたこともあるほどの仲なので、昔話からかつてのアホな自分たちのことを思い出して笑ったり、ここらで一緒にプロジェクトでもやるかと急にブレストをしたり、それなりに喜びを見つけながら旅をしています。ラジオから流れる恐ろしい数々のニュースを、心理的安全性を保ちながら一緒に旅をできることの心強さよ。。。辛い状況の中、必要に迫られてすることになった旅でも、互いの存在も、一緒に過ごす時間も、すべてがギフトに感じられるのは、辛い状況だからこそなのか。悲しいことや難しいことが光らせてくれる瞬間があるのだと、モーテルの部屋で寝そべる猫たちを見ながら考えています。
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