Sakumag Letter 1.19.2024
絶賛時差ボケ中の木曜日、明け方に目が覚めて電話をチェックすると、田村智子さんが共産党の次期議長になるという報を発見し、文字通り心が躍りました。せっかくだからエンパワーメント系の音楽でもかけて、と思ったのだが、今、わけあってインターネット環境が悪く、うまく聞けなかった。そういえば、ミュージシャンに払うロイヤリティの低さや、健康デマを看過していたことを理由にSpotifyを解約した際にうっかりプレイリストをコピーするのを忘れて、長年の労力を無駄にした自分、、、へたれアクティビスト消費者であります。
たむともさんには、綱領の気候変動についての記述に疑問がありますと陳情しにいった時に、応対していただいた経験があります。都議選を前に、都民ファーストの候補の方々が「動物愛護」「気候変動」を掲げていることに、若い気候変動の運動家たちの票がさらわれてしまうのではと危惧を抱き、共産党の方に話したところ、小池晃さんに訴える機会をもらい、そこからたむともさんに繋がれたのでした。厳しいこともたくさん言ったけれど、真摯に耳を傾けていただきました。党のジェンダー勾配や不平等、若手が引き立てられづらい縦型組織が気になっていましたが、これは嬉しいニュースです。何より、女性の党首が日本で1人増えたことに大きな力を感じています。
さて、アメリカに戻ってきたことを機に日記を書くことにしました。小川たまかさんの「たまたまな日々」というニュースレターをサブスクしていて、やっぱり日記っていいよなあと思っていたのと、今のニューヨークやアメリカを見て日々考えていることを記録しておきたいと思ったことがあります。いつまで続くか自信がないところでありますが、再びやってみようと思います。
振り返れば1月10日の自分のムードと、女性党首誕生の報の後の自分のムードがずいぶん違う。。。
👉先日、辺野古についてSakumag Collectiveに参加してくれているmionaさんが書いてくれたエッセイを配信したところ、好評でした。まだの方はぜひ読んでみてください。今年はメンバー投稿増やしたい!
というわけで、日記です。
1月10日
出発の日。12月の中旬に電話をしたら出発の日までいっぱいだった歯医者のクリーニングへ。保険証を出したら期限が切れていて、10割負担で支払い、次回の帰国の際に調整してもらうことになった。先払い。 クリーニングをしてもらいながら、今回の帰国を反芻する。震災以降、お酒の量が増えた。ニュースを見ても、SNSを見ても辛いことばっかりで、国や知事の対応はあまりにも遅く、万博を是が非でもやろうという人たちが、れいわや共産党を攻撃している。意味がわからない。
アメリカを見ると、トランプは、大統領には完全なる免責が認められていると主張している。そんな理屈が通ってしまったら、アメリカは恐ろしい国になる。自分が主張していることの長期的なconsequencesは考えない。気がつけば、権力の中枢にいる権力者たちはそんな人間ばっかりだ。
破壊と再生の時代なのだという。もう一度、滅びてしまえという気持ちにすらなる。しかし、その過程でたくさんの人たちが傷ついている。
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