Sakumag Letter 9.13.2022
ジャニーズ事務所のタレント起用を見送ると発表する企業のリストを見て、ついに大きな山が動いたような気持ちになっているのは私だけでしょうか。
アサヒグループ(五輪のスポンサーをして以来、なるべくボイコットしていました!)から東京海上、日本航空や日産自動車といった大企業が、ジャニーズのタレントのCM起用見送りを発表し始めたことには驚きました。ジャニーズ事務所の創業者による性暴力・性加害と、組織ぐるみの隠蔽は今に始まったことではなく、それにもかかわらずこれまで堂々と現状維持のやり方が罷り通ったっていたことが異常で、「英断!」と褒められているのを見るとモヤりますが、「ついに腰の思い日本企業ですら」動くほどの事態にまで到達したのでしょう。
日本企業は、これまで大体において、人権へのコミットを表明することを躊躇する傾向がありましたが、この一連の動きの中で、人権を守るべきものだという姿勢の表明が見られたことは大きな進歩だと思います。資本主義に与することへの抵抗はありつつ、人権を守ることを優先した企業が奨励されなければ、この動きは大きくならないのだと思います。
ここのところ、3年前に『Weの市民革命』を書いていた時の自分はナイーブだった、と思うことが多かったのですが、企業が社会を前に動かす力に加わる世の中が、もしかしたらこれからくるかもしれないと小さな希望を持ちました。
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さて今週もぼちぼち日記を更新しています。
8.25 読書の日 at 家
8.26 区議になった石森愛さんにインタビュー
8.27 クラーク詩織さんと
8.27 組合運動を考え直す
8.29 組合運動の思い出話
8.29 幸せな商業仕事と組合運動の思い出話
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