👉Sakumag Study (旧勉強会)vol.22
テーマ:ヘイトスピーチを前にできること
ゲスト: 師岡康子さん(弁護士)
日時:4月15日(金)20:00~(日本時間)
ヘイトスピーチというと、人種やアイデンティティを理由にした恐ろしい憎悪の発露を想起させる言葉ですが、私たちの社会には、それに発展する前段階の偏見やステレオタイプ、またはヘイトを覆い隠すカジュアルなマイクロアグレッションが溢れています。社会の右傾化によってヘイトスピーチがどんどん正常化され、フェイクニュースやプロパガンダが氾濫する今の世の中では、自分自身がレイシストや差別・蔑視主義者、歴史修正主義者でないだけでは十分でなく、できるだけ「アンチ・レイシスト」であろうという考え方が広がってきましたが、現実社会で偏見やヘイトに遭遇すると、どうして良いのかわからなくなることがあります。
Sakumag Collectiveでも、環境配慮の見地から選んだ印刷業者さんにステッカーの印刷をお願いしたところ、のちにその業者の経営者が、韓国の労働者や慰安婦に対する史実を否定する見解をブログに書いているのを発見する、というエピソードがありました。いまだにその問題についてどういうアクションを取るのが良いか、迷うステッカーの公表・販売を申し合わせています。
行政レベルで差別禁止法案や条例を作るために、私たちにどういうアクションを取ることができるのか? ヘイトや人種差別、偏見やマイクロアグレッションを前に、私たちはどのように振る舞えば良いのか? どうヘイトスピーチや差別にノーを突きつければ良いのか? 長年、人種差別やヘイトスピーチと取り組んでこられた師岡康子さんを講師に招いてお話します。
プロフィール:東京弁護士会外国人の権利に関する委員会委員、外国人人権法連絡会事務局長、人種差別撤廃NGOネットワーク共同世話人、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員、国際人権法学会理事。主著に「ヘイト・スピーチとは何か」(2013年 岩波新書:Kindle)
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