トランプ政権最後の数日間を、どこかそわそわと落ち着かない気持ちで過ごしてきた。これ以上、トランプにできることはないはずだ、そうわかっていても、この4年間、特に選挙が終わってからは、何度も何度も「ありえないはずのこと」が起きるのを目撃してきたのでどこか落ち着かない自分がいるのだ。
この数日間、「その名を暴け」(新潮社:kindle)の原書「She said」(Bookshop:Audiobooks)をオーディオで聴いていた。ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ・スキャンダルをスクープしたニューヨーク・タイムズのメーガン・トゥーイとジョディ・キャンターが、新聞のために行った取材や資料を元に再構築したノンフィクションである。そして、一部を、本人たちが読んでいる。
声に馴染みがあるのは、ハーヴェイ・ワインスタイン…
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