今週は、コロナ禍に入ってから、もっともコロナ前の「ノーマル」に近い一週間だったかもしれません。人口の80%がワクチン接種を終えたニューヨークですが、ファッション・ウィークがスタートし、またギャラリーはオープニングのシーズンです。企業の中には職種によってオフィスを再開し始めたところも増え、レストランは大混雑、ストリートには人が溢れ、パンデミックの存在を瞬間的に忘れそうになります。
しばらく遠ざかっていたファッション・ウィークですが、多様性の表現や既存のテキスタイルを起点にそこから何を作れるかという観点で服を作るCollina Stradaのショーの招待状がきて、場所を見てみると、ブルックリン・グランジという屋上農場(「ヒップな生活革命」にも登場します)。まだファッションイベントに出席する気持ちにはなれなか…
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